Thursday, August 30, 2012

family trip day4-9 harf way...

その後5日間、ムアンゴイという村を訪れました。
ノーンキャウから船で40分くらい。
緑に囲まれたナムウー川、奥深い峡谷の景色が素晴らしかったです。
到着。
ムアンゴイの宿。
バンガロータイプでハンモック付き。2部屋で1泊500円。

電気は夜6時半〜9時半まで。
充電は計画的に。
ムアンゴイのメインストリート。
300メートル程の道にゲストハウスや雑貨屋が数件あります。

ちゃんとした道がここしかないので車やバイクはありません。
子供達は安心の中で無邪気に道路で遊んでいます。

屋台は1日1件しか出せない決まり事があります。
みんなにお金が行き渡る様に村人が日替わりで出店しています。
細かい事は分かりませんが、1日で約10日分の生活費を稼げるんだそうです。
村人みんな仲良し。
ナムウー川で採れた魚を宿のママが調理してくれました。
ケチって旅してきた自分達からすると超贅沢!
その後も5日間ずっとママの手料理頂きました。
1人1食平均150円くらいちょっと高めだけど家庭の味に舌鼓。
作物は自給し、最後までの自分達の手で加工します。
魚は漁師が捕ってきたものを、肉は放し飼いにされている豚や鶏を絞めて食べています。
伝統的な方法で織物を織っている自分と同世代くらいの女の子。
一つのストールを作るのに4-6日かかると言ってました。
各家庭で蚕を育てて繭を煮て絹糸を作ってるみたいです。
化学肥料や農薬を使わず昔ながらの手法で裁縫してあり、自然に優しい織物ですね。

地域や民族固有の神話や宗教観がデザインされています。
繊細で美しいデザインだったので欲しくなり購入。
この村に住む人の95%以上が何らかの第一次産業に携わっています。
子供達も大切な働き手なので、学校よりも農業優先。

自給的に作物を作ってるので、収入はほぼありません。
保険制度もなく、自己負担。
この村の人達は現金を得る為に農業の他に香草等の採取や食用昆虫採取、漁などをしてわずかな現金収入を得ています。
経済的余裕のない彼らは子供を学校に行かすことが出来ません。
戸籍制度がなく『身体的に6歳並み』という入学基準もええ加減やし、小学校はあっても中学校がない村が約90%など様々な理由で必然的に学校に行けない子供達が多いと聞きました。

旅行者として来ている自分達からすると自然豊かで物価も安くていい国!と思いますが地元民からすると本当に課題の多い国。
とにかくこの一帯の自然、素晴らしかったです。
続きは後日。


Peace out...

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