Friday, December 23, 2011

majestic nature...

空気のよどんだ街を離れて。
緑に溢れ、星がキレイに見える。
高層ビルじゃなく木々や植物が生い茂った自然の中。
都会には全く魅力を感じない。
でも自然の豊さには驚かされるばかり。


Peace out...

Wednesday, December 21, 2011

ガンディーの言葉

わたしは断言する。
真の非暴力社会を実現できるのは、巨大産業社会などではない。
それが実現できるのは、自給自足の暮らしの仕組みが整った、村社会である。


Peace out...

Monday, December 19, 2011

city life...

パースに着いた翌日から体調を崩し数日寝込んでいました。
北に1年以上住んでいたので南の気候に体が順応出来なかった様です。

オーストラリアは日本と季節が真逆なので夏。
のはずなんですがここパースは夜とても寒いんです。
これからさらに南下するので体調を崩さないように気をつけなければ。
パースの印象は『新しい街』
西オーストラリア州の首都で成長真っただ中。
ステイさせてもらっているFree Style Nowのショーンによると
ここ5-6年で街の高層ビルは約2倍になったそうです。

数時間ですが歓楽街も見に行きました。
服が欲しければ服屋があるし、靴が欲しければ靴屋があり
お店に入れば何百というチョイスが用意されています。
深夜にお腹が空いたなら24時間営業ジャンクフードのお店が建ち並んでいます。
対価を払えばすぐに欲求を満たせます。

都会は欲に飢えた人が多くて恐い。


明日旅を再開し南下。
数週間後にパースへ戻って来ます。


長居公園ローカルの真鍋さん。
スムースでキレイな弧を描くライディングスタイルは
いつ見てもスタイリッシュ。
よいモチベーションありがとうございます!


2001年アメ村で行われたチャリティーイベントの映像。
懐かしいな〜。
当時プロライダーとしてARES BIKESに所属し
自分の憧れだった元長居ローカルの堀川 Lee 賢児君が出ています。
T.Iさん、岡部さん、ALEX,JIMMYもハードトリックを
バシバシ炸裂させています。
NOBさんと旭君のMCも最高!
興奮しました!
必見です!


Peace out...

Thursday, December 15, 2011

word up perth...

さてその後、パースへ向かう道中ピナクルスへ。
海辺だった一角に貝が堆積して石灰岩質の土台を作り
そこに根を張った原生林が枯れ、大地が風化されていき
根の間に残った灰岩層が塔のように残ったもの。
殺伐とした黄砂のなかに人の背丈を超える石灰岩塔が
林立しているその姿は世界の終わりの様。
ガイドブックに書いてあった
『荒野の墓標』
という紹介コメントは的を射ています。


その語少し時間があったので近くの砂丘へ。
サンドボードを楽しみました。


そしてパース到着。
最後の夜は豪勢にレストランへ。
7人で過ごした最後の夜。
この3週間の思い出話に花を咲かせました。
辛かった事も信じられない様なアクシデントも今となっては
全て笑い話に。
サービスショット。
カナディアンのビッキーはまだ若くて世間知らずでバカだけど、
純粋に旅を楽しんでいる彼女を見てみんな元気をもらいました。
ウルルへ飛んで行きました。
 ドイツ人のステファニーは何でも知っていて頼りになる存在。
ビッキーよりも英語が達者なのはすごい。
パースで仕事を探す様です。
 3週間、数メートルの距離で生活を共にした7人。
文化の相違等は理解しあい、ぶつかる時はぶつかって。
何も言わずとも一人一人がみんなのために役割を持って。
こんな素敵なクルーと一緒に旅出来てよかった。
こんどはいつどこで会えるんでしょう?

こんにちわと言う一秒の言葉で一生続くかもしれない出会いが始まり、
さよならという一秒の言葉で永遠の別れになるかもしれない。
こんにちわを言い続けるために旅を続けるんです。
こんにちわとさようならを大切にして下さい。


パースで一休みしてボリス、ピア、フィリックスと美華で南へ。
どんな旅になるんでしょう?


Peace out...

Monday, December 12, 2011

backpacker spirits

この旅最初のゴール、パースまで350Kmを切りました。
自分達とボリス、ピア、フィリックスは旅を続けますが、
ステファニーとビッキーとはパースでお別れ。
今日はビーチ巡りをして明後日14日に到着予定です。

昨日は旅を始めて以来、初めての街に出ました。
人口2万人の小さな街ですが、西海岸ではたぶんパースの次に大きい街。
ジェラルトン。
久しぶりに自由行動しようという事になり自分が選んだのはBMX。
トムプライスで車の修理待ちをしていた時数時間乗った以来。
ビーチ沿いと少し離れた場所にいいスポットを見つけてライディング。
自分はバックパッカー。
次いつ乗るか(乗れるか)分からないので単発のみのスタイルで楽しんでいます。
バランスを取り戻す必要がないし、イライラする事無く乗れます。
路面もさほど気にする事ありません。
5月のb-day jamの動画以来練習もしていないし全く進化してないけど
やっぱりBMXが好き。


Peace out...

Sunday, December 11, 2011

unknown country...

その後カルバリー国立公園へ。
残念ながら曇り。
それでも美しい。
川の流れが砂岩の大地を切り開いて造り上げた大渓谷。
約4億年の時を刻むマーブル模様の地層がむき出しになっていて
ダイナミックな自然の造形を満喫しました。
 先端に座っているフィリックス。
約150メートルの絶壁。落ちたら死ぬよ?
特に風雨によって岩が削られて窓のようになったNature's window。
不思議。
ここで始めてイルカの群れを見ました。
そして翌日ふと訪れたここ。
オーストラリア領内にありながらオーストラリア領地ではないのです。
もし、国を1から作る事になったら何から着手しますか?
ここに、国を1から作り上げるという快挙を成し遂げた人達がいます。
レオナードさん。
国王自ら王国を今までのストーリーを交えながら案内してくれました。
彼が築いた国名は『ハットリバー』
面積わずか75平方キロ。
人口わずか30人。
牧畜業を中心とする農業国。
独立宣言したのは1970年。
国家建設までの道のりは大変だったとレオナードさんは語ってくれました。

農業生活をしていたレオナードさん。
例年のごとく政府からの買い入れを待っていた矢先の買い入れ料削減。

黙っていてはおしまいと首を吊る覚悟で
政府に抗議文を送ったものの、却下。

しかしレオナードさんは自らにムチを打って抗議生活を続けました。
対応する様子を見せない政府に憤慨し、政府に大胆な文章を送ったそうです。

『エリザベス女王にはこれまで通り忠誠を誓うが、
オーストラリア連邦から脱退することを報告する。』

つまり自ら独立国を作るという突拍子もない内容。

もちろん政府がそんな事を許すはずがなく、
動きを塞ぐ処置をとりました。

しかし、ここで屈することなく最後の手段として
各政府に確固たる独立宣言所を提出。

その後、数通の手紙のやり取りがあったものの、
以降政府が興味を示さなかったのですが、
各政府のこうした態度を独立を認めたものと勝手に判断したそうです。笑

未だに政府は独立国家と認めていません。
しかし、各国の政府機関との会談等に参加をしています。
オーストラリアでありながら、オーストラリアでない。
この地域は不思議な一帯。

レオナード君主、彼の息子3人の王子達がハットリバーの重要な政府機関ポストについて立派な一国として機能しています。
パスポートに査証も押してもらえます。
始めて一国の国王に会いました。
80歳になったレオナード国王と記念撮影。
今まで会った人の中でも、尊敬する人間の1人。

旅を続けていて色んな人に出会いました。
ここまで大きい事を成し遂げた人は始めて。
彼の行動力や圧力に負けない強い芯、
ふと訪れた小さな国で学んだ事は多いです。

ではまた。

Peace out...

Friday, December 9, 2011

reunited...

フィリックス, ピア, ステフ, ビッキーとやっと合流。
一緒に旅を再開。
人数が多い方がロードトリップは楽しい。

モンキーマイア等で有名なシャークベイに行って来ました。
西オーストラリアで最初に世界遺産に登録された場所。
様々な種類の海の動植物が共存していて特にここでは
イルカやジュゴンも見れます。
世界中ジュゴンの8分の1が生息しているそう。
イルカ、でもここは観光地。
キレイと聞いていたのに沢山のリゾート感覚の人達を見てがっかり。
野生のイルカの餌付けだけは見に行きました。
50人くらい見物人がいた中、なんと美華に指名が。
野生のイルカに餌付けさせてもらっていました。
うらやましい。。。
シェルビーチ。
花びらのように小さい二枚貝が蓄積してできたビーチ。
約4000年前から蓄積されている貝殻の深さはなんと10m。
どこまでも続く真っ白なビーチで光の反照がまぶしかったです。
世界でここでしか見れないこれ、なんだとおもいますか?
35億年前の先先カンブリア時代から
生息していると言われるストロマトライト。
藻類などにより形成された石灰岩の塊です。
二酸化炭素を吸収し、酸素を作り出す循環システムを
地球上で普遍化させた生きた化石です。
世界遺産に登録されている大きな理由。
ただの石だし、まったく興味がなかったのですが
見て学ぶと感動モノでした。

ではまたネットの環境がある時に。


Peace out...

Wednesday, December 7, 2011

crystal blue ocean...

車の修理が終わり出発してから約1週間、
エクスマウスのCape Rangeナショナルパークへ。
正面にはエメラルドの海、後ろにはそびえ立つ渓谷。
ビーチの目の前で数日間のキャンプ。
波の音が他の音と共鳴して気持ち良くて
みんなよく寝た。笑
後ろの茂みにはこんなにも。

海、ビーチはこの旅で今のトコ一番のキレイな海でした。
52キロもビーチが続いているので色んなポイントに行って泳いだり、
シュノーケリングしたり。
奇妙な色の沢山の魚やエイなどと珊瑚礁の周りで泳げたし、
泳いでいる野生のカメも5m程の間隔で初めて見ました。
ビーチには巣穴が沢山。

そして翌朝。
そっとカメの産卵を観察。

生物が生物でありつづける根源。
カメはとろいので余計に応援したくなりました。
テレビ等で『感動のカメの産卵』と定型化されているのも確かですが。
でもどんな生命でも同じです。

続いてコーラルベイへ。
260キロの大珊瑚礁はオーストラリア第二の規模。
300種類の魚が生息しています。
ビーチの美しさが有名で楽しみにしていたのですが、
観光化されていて、人も多くて残念。
とは言っても海の中の珊瑚礁と魚、キレイな水の織り成す世界は完全に別世界でした。
シュノーケリングではここが今のところ一番です。

そしてシャークベイ方面へ移動中。
今日の夜、一週間ぶりに他のメンバーと合流します。

Peace out...

Friday, December 2, 2011

creation of nature...

前回の続きです。
西オーストラリアで2番目に大きい国立公園、
カリジニナショナルパークで3日間過ごしました。

切り立った岩壁のそびえる峡谷や
エメラルド色の豊かな水がほとばしる滝、
何百万年もの昔に創造された太古の地を思わせるほどの
西オーストラリア州独特の風景に感動。
ほぼ全ての渓谷を探検出来ました。
最後の3枚の写真は一番行きたかったハンコック渓谷。
途中から泳いで行きます。
カメラを持って行けなかったので最後の写真は自分のじゃありません。
でも写真の様に美しかったです。
いっぱい遊び、
また自然の創造力に胸を打たれました。

次の更新はいつ、どこになるかわかりません。
まだまだ始まったばかりです。


Peace out...